価格交渉を行う際のポイント
まずは物件についての情報を簡単にまとめていきます。
①住環境について
学校区や住環境、治安、隣地関係、陽当たり等。
②不動産価値
立地等を含めた資産性や流動性。
③建物の劣化状況や性能
これまでの使用状況。リフォームの必要性の有無。
④資金計画
自己資金の額や援助資金、諸費用等。
⑤住宅ローンについて
借入可能額と返済可能額を把握する。金利の種類、適用される金利優遇幅の把握。団体信用生命保険の内容。
ポイントを抑えた上で、最終的には、少しでも安く買いたいというのがお客様の心境かと思います。
◎価格交渉を進める上での前提を考える
・価格をいくらで売るかの「決定権」は、その不動産を持っている売主様
・不動産仲介業者は、価格の決定権はない
・一般的に売主様へ直接交渉はできない
(出来るのは、売主が宅建業者で自ら売却活動している場合のみ)
・交渉は購入のお手伝いをしている不動産エージェントを通じて行う
・一般的に不動産取引は一つの取引において、利益相反にならないように「売主側立場」と「購入側の立場」の2社の不動産仲介業者が一般的に入る。
この事を踏まえた上で、、、
◎売主側の仲介会社は価格交渉を進めるのに立場的に難しい
というのが現状かと思います。
高く売ってほしいと依頼を受けている担当者が完全にあなたの味方になり交渉することは立場的に難しいのです。
買主に寄り添った、あなたの味方になってくれる購入専門のエージェントと一緒に交渉を進めるのがいいでしょう。
続いて、買主側についているエージェントを通じて購入するとしても、交渉するのはその不動産エージェントになりますので、あなたが望んでいる条件をきちんと伝え、交渉余地があるかどうか 専門家にその時の状況を判断してもらいましょう。
また交渉においては、価格を安く言えばいいってものでもありません。
あなたが検討している物件はどのぐらいの引き合いがあるのか。人気のある物件であれば、価格交渉をしたから逆に買えなくなるということも状況によってはありえます。
その辺りは、やはり信頼のおける不動産エージェントに相談しましょう!
弊社では、これまで200件以上の不動産取引のある担当者が、価格交渉も含めてできる限りいい条件で購入できるよう全力でサポート致します。